虎来欧
出典:https://twitter.com/NARUTOBEYAteam

鳴戸部屋で期待されているブルガリア人力士虎来欧。本名、カツァロフ ヴェンツィスラフ×ニコロフさんですが、なぜ虎来欧というしこ名に決めたのでしょうか?

実は鳴門部屋は元大関琴欧洲が親方の部屋だったりします。同じブルガリア人の弟子にどういう思いでこの虎来欧という名前をつけたのか調べてみました。

Sponsored Link

虎来欧の名前の由来は彼の出身地から取っている

虎来欧という名前は彼の出身地であるトラキオ地方から取ったと鳴戸親方本人が言っていました。

漢字だけで見れば「欧州から来た虎」というとても格好良い名前になっています、そして故郷を忘れない気持ちを名前に残してるあたり凝っている名前だと思います。

琴欧洲さん自体は佐渡ケ嶽部屋なので頭に「琴」がつくことがある種義務づけられていたのですが鳴戸親方になってそういう大相撲のしきたりや伝統に縛られずに自由に名付けたようです。

虎来欧の活躍の可能性は?

今の実力でも幕内ぐらいまでは入れるのではないでしょうか?しかしまだ来日して10ヶ月程度ですので本当の意味で相撲を理解していないと思います。

先場所、先々場所は6勝1敗という好成績で番付を上げていますがそれは相撲ではなくレスリングの実力で上がってきたと私は思ってます。

しかしここから先はレスリングでは勝てないと思います。相撲のことを理解して戦っていかないと勝てないのではないでしょうか?

その適応力があるかどうかが虎来欧の活躍のポイントと私は思います。

Sponsored Link

鳴戸部屋に入門したことが虎来欧に取ってプラス要因

大相撲の相撲部屋といえば最近は不祥事など色々な問題を抱えています。

伝統がある相撲部屋に入門せずに日本人ではないあまり縛られていない鳴戸部屋に入門できたことは虎来欧にとってかなりのプラスになると思います。

スポーツウォッチャーで鳴戸部屋の日常を見ましたが兄弟子や親方もとても親しみやすいいい雰囲気の部屋だなと感じました。

いい雰囲気の相撲部屋でしっかり稽古すれば彼はもしかしたら横綱になるかもしれません。

マイナス点を挙げるとすれば他の相撲部屋よりもぬるい可能性があります。厳しいからこそそこで成長するメンタルというのも忘れてはいけません。

彼が壁にぶつかった時にそれを乗り越えるメンタルを成長させてあげる環境かというと少し疑問が残ります。

琴欧州の現役時代もどこかやさしい力士だなと感じてしまった記憶があります。その優しさがプラスなるかマイナスになったかは今後の弟子たちの活躍次第かなと思います。
ヨシノブ指

大相撲といえば今は貴乃花が改革派というイメージがありましたが、現場で新しい風を吹かせようとする鳴戸部屋も将来相撲を良い方向に導いてくれる要因になるのではないかと感じました。

Sponsored Link