上の画像の看板が今話題になっています。書いた人は河野太郎外相です。篆(てん)書体をイメージして少し味のある感じの文字にしたそうです。
職員の間からは「一度見たら忘れない」と好評?たったそうですがネットでは汚い字と不評です。
職員が「こんな看板だと色々言われるかもしれないからやめよう」とはっきり言えない雰囲気。日本の社会ってそういうところあると思います。
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元々河野太郎さんは字が綺麗?字が汚い?
河野太郎さん、元々字が綺麗なのでしょうか?色々調べてみた結果下記のような画像が出てきました。
どうやら普通に書いてもあまり字が綺麗な方ではないことがわかります。綺麗な字が書けないから逃げてあえて味のあるような字にしたことがうかがえます。
こういうふうに逃げるなら別に河野太郎外相の直筆である必要はないと思います。もっとうまい人に書かせた方がよかったと思います。
そもそも味のある字を字が下手な人が書くというのが間違ってると思います。
まるでピアノが全く弾けない人がジャズのようにアレンジをしてかっこよく弾こうとしている行為と似ていると思います。
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河野外相の字に対し「これは非難を買う!」と言える人が周りにいないことも問題
日本人の悪いところがここに出ていると思います。
上の人にはっきりとNOを突きつけるということはあまり日本人はしたがりません。職員の方も内心「ちょっとこれは格好良くない」と思っている方も大勢いたと思います。
でもそういうことを言わないようにやんわり返事をしようとした結果、「一度見たら忘れない」と言う発言になったのだと思います。
上の人の言いなりになる社会ではなく、「間違っている」「悪い」と思ったことをはっきりと言える社会になって欲しいと私は思います。
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同感です。
至極真っ当な審美眼と価値判断基準をお持ちだと思います。
昨今そういう方が必ずしも多数派ではなくなってきていることが危ぶまれます。
難しい問題ですよね。異を唱えることで色々な立場が悪くなってしまうという気持ちもわかります。
でも「世論がどう感じるか」って薄々気づいていた人いると思うんですよね。
それを言わない世の中が少し寂しいですね。
先生のご意見の趣旨には、まったく賛同なんですが
一点だけ、ちょっと気になったこと
>ある程度綺麗な字を書くことを知っている人が少し崩した字を書くからこそかっこよくなる
「篆書」って、崩した字じゃないですよね。むしろ歴史的には、四角四面な「篆書」が窮屈だから、崩れて、崩して、ジャズのようにアレンジされて生まれたのが、私たちが、今使ってる楷書や行書ですよね。
だから篆書風にしようとすれば、線の間隔は等間隔、タテヨコはきっちり直角で、きちきち書かなくてはそれっぽくなりません。ところが太郎大臣のは、線が、ナナメってる、これじゃ篆書に見えないのも無理はないです。
すみません。私の「篆書」に対する知識が足りていなかったです。
多分河野太郎大臣も篆書の字の形だけ覚えていて、それっぽい字になったということで「篆書風」と言ったのだと思います。