米津玄師
出典:http://reissuerecords.net/profile/

TBS系ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」を担当した米津玄師さん。

「Lemon」は、オリコン週間デジタルシングルランキングの、発売初週ダウンロード数、累積ダウンロード数の歴代記録を塗り替えました。

3月14日のCDリリースを待たずに4週連続首位を獲得する驚異のダウンロード数を記録した「Lemon」を生み出した米津玄師さんって一体どんな人なんでしょうか。

米津玄師さんの基本情報としてその名前の読み方やボカロと彼の関係などについて迫って行きたいと思います。

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米津玄師の読み方は?

「米津玄師」一見どこかアーティスティックな匂いのする漢字の羅列なのでアーティスト名かと思われがちですが、実はこれ、彼の本名です。

本名である事はなんとTwitterに健康保険証の写真を載せて証明してくれました。

読み方は「よねづけんし」。どうしても「げんし」と間違えて読まれてしまうという事は彼自身もネタにしているほど。

「米津」という名字も全国におよそ5900人しか居ないのだそうで、おそらくどこを探しても「米津玄師」という同姓同名の人には出会わないのでしょうね。

元々米津玄師はボカロPとして有名だった?

米津さんはバンド活動も経験したものの多人数での作業を苦手とした彼は結局一人で曲を作るスタイルを選びました。

過去にはオリジナル曲を自身の声で動画サイトに投稿していたこともありましたが、「影響を受けたものの色がものすごく濃く出ていた」として削除されています。

2009年にオリジナル楽曲「お姫様は電子音で眠る」(初音ミク)でデビューし、その後次々にボーカロイド曲を発表し、当時から話題になっていました。

ボカロ曲を投稿する時はハチという名義で活動しています。

「マトリョシカ」や「パンダヒーロー」などのヒット曲を数多く生み出し、サイト上での総再生数は2,000万回を超えています。

今でも「パンダヒーロー」がライブで披露される事がありますが、曲が始まると同時に沸き起こる盛り上がりはこの曲が大きな魅力を持っている事を物語っています。

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何故ボカロPから自分の生声で活動することに決めたの?

ボカロPとして活躍した彼は2012年5月16日にリリースしたファーストアルバム「diorama」で自ら作詞作曲したものを自身の声で歌うという形で完成させました。

どうして自分の声で歌う事にしたのか。それについて後に彼自身が「ボーカロイドを隠れ蓑にしたくないから」と語っています。

彼自身がボカロPとして活躍していた時代の事を「ボーカロイドを使っていた」ではなく「ボーカロイドに歌ってもらっていた」と表現している事から、彼とボーカロイドの間には切っても切れない絆のようなものと感謝を感じます。

私は自己評価の低い彼が多くの人にボカロ曲を支持してもらった事、同じ志を持つ人たちに出会った事で自分の声で歌うようになってくれたのならば彼自身にも彼を導いてくれた人たちにも心から感謝したいです。

彼がボーカロイドに歌ってもらうことを続けていたら今も私は彼の音楽に出会っていなかったはずですから。

まとめ

変わった名前とボカロP出身という変わった経歴を持った米津玄師さん。彼の生み出すもの、行動はその全てに意味や理由があります。

これからも彼が世に送り出したものに救われる人が増えていくだろうことを一ファンとして誇りに思います。

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