阿部慎之助は引退したら監督をやる可能性は？

阿部慎之助の巨人監督就任はもはや既定路線！そこでなぜ既定路線にあるのか、阿部慎之助の監督としての素質について徹底解説します！

引退監督の可能性は大いにあるでしょう。現状、巨人は成績不振に苦しんでいますし、今季の戦力から考えても全く良い展望が持てません。

今季のペナントレースの結果がBクラス以下に終わった場合はかなりフロント陣も監督責任を追求し始めるでしょうし、もし最下位に終わってしまった場合、高橋監督が即解雇されること間違いないでしょう。

そうなると次に監督候補として挙がるのが松井秀喜ですが、彼は前々から監督業に携わるつもりが一切ないため断る可能性が限りなく高いです。

また、上原浩治は日本に来たばかりなので何年かは現役を続けるでしょうし、現役志向・メジャー志向が強いため、監督含めコーチ業に携わってくれるのかも不透明です。

そこで白羽の矢を立てられるのが阿部慎之助というわけです。彼は2000本安打を達成しすでに現役としては一区切りがついており、ここ数年調子が芳しく無く近いうちに引退する可能性が非常に高いといえます。

そして彼自身現時点でコーチングに積極的ですし、巨人においては常にボスのように振舞ってきたという点、選手としての格も申し分ないという点から引退即監督は既定路線であるとさえいえます。

阿部慎之助は現在、ベテランバッターとして数々の選手にアドバイスと称してコーチングを行っています。

日本野球界の監督業においてもっとも重要視されているのが、このコーチング能力ですので、その点阿部は一定水準のコーチング能力を備えているため監督の素質はあると言っていいでしょう。

しかし、巨人で長くボスのように振舞ってきた関係から、阿部に意見を言えるものがほとんどいないため、お山の大将タイプの監督になってしまう恐れも大いにあるのが少し不安です。

また、ボス的な素養もありつつ他選手から非常に慕われており尊敬も集めているため、そういった意味では選手に不満なく良い関係のまま組織を引っ張っていくことができるとも予想できますね。

高橋監督もそうでしたが、阿部慎之助は情に厚い男であるため、古くから知るいんた間近のベテランなどを重用してしまい、いわゆるお友達チームになってしまうことが不安でもあります。

総合的に見ると、リーダーシップ、コーチング面では大きく素質を持つものの、少なからず不安要素を持つタイプだとも言えます。

私は阿部慎之助は厳格な先輩としての面と、ひょうきんで親しみやすい面を併せ持つ選手だと考えているため監督には非常に向いていると思っています。

しかし、巨人の監督を任されるのは既定路線ですが、即監督ではなく全段階としてチームの組閣を入りをすることでもう少しコーチングや戦術・指揮を学べば、より強力で文句のない監督して強い巨人を率いてくれるようになると思います。