ドラえもん

2018年3月3日公開の映画「ドラえもん のび太の宝島」その主題歌のタイトルはなんと「ドラえもん」。

歌うのは自身もドラえもんが大好きという星野源さん。このタイトルを使わせてもらえた理由は歌詞の中にもありそうです。

そこで今回、この「ドラえもん」の歌詞の世界に迫りたいと思います。
ヨシノブ驚

いくら映画の主題歌だと言っても「ドラえもん」というまんまのタイトルにした事に驚きました。OKを出す方もそういう風な曲を作る方も凄い勇気だと思います。

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キャッチーな曲調とは裏腹にその世界はとても深かった?

冒頭の「少しだけ不思議な」という歌詞は、ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄さんが考え出した、SF=サイエンス・フィクションではなく、「すこし不思議」という解釈で、自らの作品を表す上で科学的に厳密とはいえないSF作品について定義した言葉です。

そして、「普段のお話」は、日常の中に非日常が飛び込んでくるドラえもんの世界。

星野源さん自身が、ドラえもんの物語は生活を軸に描かれているところが大好きとおっしゃっていたので、それをこのフレーズに込めたのだと思います。

「指先と机の間 二次元」
これは藤子先生がドラえもんの世界を描く漫画の原稿用紙。
その原稿用紙に生み出される二次元の漫画。

「落ちこぼれた君も 出来すぎあの子も 同じ雲の下で 暮らした次元 そこに四次元」
藤子先生が描く二次元の世界の中にはキャラクターたちが普段の生活を過ごしている三次元があり、そしてドラえもんの四次元がやってくる。

「いつか 時が流れて 必ず辿り着くから」
というのは、ドラえもんを観てきた人達なら一度は考えたことのある、いつかの未来にドラえもんに会えるという期待を描いたものなのではないでしょうか。

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歌詞の中で出会えるキャラクターたち

この「ドラえもん」の歌の中にはドラえもんの登場キャラクターが散りばめられています。

落ちこぼれた君=のび太くん
出来すぎあの子=出木杉くん
拗ねた君=スネ夫
静かなあの子=しずかちゃん
彼の歌=ジャイアン

ここまでは簡単に見つけられますよね。

気になるのは「機械だって 涙を流して 震えながら 勇気を叫ぶだろう」という歌詞。

この「機械」とはおそらく「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」という作品に出てくるバギーちゃんというキャラクター。

優しくしてくれたしずかちゃんに恋をし、自分が機械であることが悲しいと涙を流し、しずかちゃんを助ける為に自らの命を犠牲にしてしまうんです。

星野源さんは過去にこの作品が好きだと公言されていることもあり、バギーちゃんの事だと考えるとこの歌詞がしっくりきました。

そして、「台風だって 心を痛め 愛を込めて さよならするだろう」という歌詞。

こちらはピンと来た人も多いかと思いますが、「台風のフー子」という物語に登場するフー子というキャラクター。

ペットを飼いたいというのび太くんの願いを叶える為ドラえもんが出した秘密道具から産まれたのが台風のフー子です。

フー子は暖かい空気をエサにどんどん成長して手に負えなくなってしまいます。ある日、日本に甚大な被害を及ぼす程の巨大台風が直撃するというニュース。

フー子は大切に育ててくれたのび太くんへの恩返しに、巨大台風に衝突し、お互いが消滅することで日本の危機を救ったのです。

こちらも歌詞にぴったりですね。

ヨシノブ指

歌詞の中の遊び心を探っていくと一番よくわかったのは星野源さんの強いドラえもん愛でした。ドラえもん世界を熟知しているからこそ描けた深い歌詞。「ドラえもん」というタイトルを許されたのも納得できます。


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