
羽生結弦選手が平昌オリンピックで金メダルを獲得しました。前回も金メダルを獲得し2連覇というのは男子フィギュアでは66年ぶりというめったにない記録だったりします。
そんな羽生結弦選手の功績を踏まえ国民栄誉賞を授与する予定と言われています。しかしそれに対し「まだ早すぎる!」などの批判も多くあるようです。

羽生選手の奇跡の復活は正直感動しました。私はメダルが取れれば十分だと思っていました。というかオリンピックも最後の最後で欠場するのではないかと思っていました。まさかの金メダル。あまりにもドラマチックな展開に日本中誰しもが感動したのではないでしょうか?
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羽生結弦選手が国民栄誉賞を取るのが妥当?
オリンピックで金メダルを取って国民栄誉賞を取った方はこれまで3人います。柔道の山下泰裕選手、女子マラソンの高橋尚子選手、女子レスリングの吉田沙保里選手です。
彼らの成績を確認してみましょう。
山下泰裕選手は無差別級で一度金メダルを取っています。女子マラソンの高橋尚子選手も金メダルは1回のみです。対し吉田沙保里選手は3回の金メダルを取ったところで国民栄誉賞を獲得しました。
羽生結弦選手は2回金メダルを取っています。オリンピックの実績からすれば彼ら3人に負けていないかと思います。
しかし複数のメダルを取っても国民栄誉賞を授与していない選手も多くいます。北島康介選手は金メダル4つも獲得してますが国民栄誉賞は授与していません。
また内村航平選手は2つ金メダルや野村忠宏選手は3つ金メダルを取ってますが授与していません。
北島康介選手に関してはとても素晴らしい記録を残してると思うのですが逆に授与していないのが不思議で仕方ありません。
高橋尚子選手は国民栄誉賞を授与したのに何故野口みずき選手は駄目なの?
高橋尚子選手は1度の金メダルなのにもかかわらず国民栄誉賞を授与しています。対し同じ成績の野口みずき選手は授与していません。
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まだ若いから早すぎるという意見は私は違うと思います
「羽生結弦選手がまだ若いから国民栄誉賞をあげるべきではない!」
という意見がネットでも多く聞かれています。私はその意見には賛同しかねます。
今回は逃せば羽生結弦選手は国民栄誉賞を授与する可能性は低いのではないでしょうか?次の北京オリンピックで再び金メダルを取ることをしない限りありえないと思います。
さすがに私は次のオリンピックで羽生結弦選手が金メダルを取るとは思っていません。
こう考えた場合若い人が活躍するスポーツの種目は幾ら活躍しても国民栄誉賞は授与する可能性はないとなってしまいます。
国民栄誉賞を政治利用されている?という意見はどう考える?
これに関してはどっちもどっちだと私は考えます。
安倍政権が羽生結弦選手に国民栄誉賞をあげることによって支持率を上げようと考えている可能性は全くないと言いません。
しかし逆に羽生結弦選手に国民栄誉賞をあげることによって安倍批判をしようとしている人も間違いなくいます。

国民栄誉賞を与えるか与えないかに関してはとても難しい問題ですが、私はオリンピックで彼の演技にとても感動しました。なので特に深い思惑を考えないで単純に感動したから国民栄誉賞を授与してほしいという気持ちの方があります。
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