キュウソネコカミ

2018年4月25日発売のキュウソネコカミの新曲「越えていけ/The band」から「The band」のMVが公開されました。

ステージからの距離およそ1mという至近距離に360°ファンを詰め込んだライブハウスでの実際のライブ映像となっているMVはファンにはたまらないのではないでしょうか。

今回はライブの盛り上がりがリアルに伝わってくるMVと歌詞に込められた想いについて考えていきたいと思います。

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「The band」のMVにはキュウソネコカミの魅力が詰まっている

キュウソネコカミのライブは観客との一体感が大切にされていて、踊ったりコールアンドレスポンスがあったりと、メンバーがファンを楽しませることに重きを置いていることがよくわかります。

今回の「The band」はファンのテンションを最高潮に盛り上げてくれるキュウソネコカミのライブパフォーマンスがそのままMVに収められています。

映像の中には機材車からの楽器の積み下ろやライブステージのセッティング、各所でのライブなどさまざまな映像が入っており、ライブDVDさながらの内容となっています。

観客と一緒に跳ぶ姿やダイブで歌う姿など、今この瞬間毎回一度きりのライブという空間を心から楽しんでいるキュウソネコカミの姿が映し出されているこのMVは、音楽とライブが好きだというメンバーの気持ちがとても伝わってくる素敵な作品でした。

歌詞がとてもダイレクト!それがキュウソの良いところ!

キュウソネコカミの魅力と言えば普通のアーティストはおそらく歌詞にしないであろう妙に説得力のある捻くれた歌詞。

人が心では思っていても口に出さないことを敢えてオブラートに包まずダイレクトにぶつけてくるところがすごい。

時代を皮肉っていたり身近な経験から誰かをディスっていたり、自分に牙が向いていたり。
言いたくても言えないから誰かと共有できないその思い。
それを天才的なフレーズで形にしてくれるキュウソネコカミだから支持されるのかもしれません。
しかも偉そうに言ってるようでむしろ下からだから人を傷つけないんでしょう。

そんなキュウソネコカミが今回「The band」で歌っているのはロックバンドであり続ける為のリアルな苦悩と心の底からただ音楽が好きというシンプルな熱い想いです。

ボーカルのやりたい事をやる。をモットーにしているだけに、ヤマサキセイヤさんのプレッシャーは大きいと思います。

しかしその分受け入れられた時の喜びを感じたらやめられないのかもしれないですね。
ヨシノブ指

きっと多くのバンドマンが共感するであろうこの「The band」。面白い事を提供し続けるのは難しいけれど、変える事の難しさもある。そんな苦悩を抱えながら彼らが結局辿り着くのは音楽が好きだという強い思い。この楽曲を聴いて、永遠のインディーズバンドと言われたキュウソネコカミのメジャーでの今後がますます楽しみになりました。

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