貴乃花一門が理事選に2人出馬することが決まりました。貴乃花一門の持ち票は11票。今日の内訳を貴乃花親方一票、阿武松親方10票にするようです。
どう考えても苦しい理事選になりそうです。なぜ貴乃花はこのような苦境の状況を知りながら選挙に出る意味は何なのでしょうか?彼の相撲協会に対する改革とは?
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貴乃花親方が理事選で負けそうでも出る理由とは?
私が察するに選挙に出る理由は二つだと思います。
一つは理事の枠は10人です。もし貴乃花一門から1人から出馬しない場合選挙自体がなくなってしまいます。
貴乃花はおそらくこの不祥事続く相撲協会の理事選が投票もなく決まってしまったらどんどん世間から相撲協会に対する不信が募ってしまうと思ったのでしょう。
もう一つの理由は他の一門から自分への投票の可能性もあると踏んだのでしょう。
「もしかしたら他の親方の中で自分に対して共感をしてもらえる方がいるのではないか?」「今の相撲協会の体制に不満がある親方はいるのではないか?」
仮に負けても貴乃花にとってマイナスであることは少ないです。「相撲協会の体質はとにかくひどい!貴乃花頑張って!」という世論を得ることができると思いますしそれが相撲協会の改革に前進することは間違いないと思います。
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実際貴乃花が当選する確率はどのくらいあるの?
正直確率は50%もないと思います!
それは相撲協会の隠蔽体質など根深い癒着などがこれまで報じており、貴乃花の言いたいことがわかっても共感している親方もやはり我が身がかわいいと思います。
相撲改革のために邁進する貴乃花親方。自分の利益のことを考える八角親方。という構図を作り上げることも貴乃花親方の戦略だと思います。負けても意味があるなら自分が傷を負っても厭わないと言う精神の貴乃花親方はとても素晴らしいと思います。しかし人間はもっと俗物的だと思います。彼の改革は共感を得ることはできても変えることはできるかはまた別の話かと思います。
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