昨年浦和で大活躍したラファエル・ダ・シルバ選手が中国2部リーグの武漢卓爾に電撃移籍するニュースを耳にしました。
浦和の方が間違いなく知名度高いです。サッカークラブとしてのレベルも間違いなく浦和のが高いのになぜ彼は移籍してしまうのでしょうか?
ラファエル・ダ・シルバが中国2部リーグに移籍した一番の理由はお金!
ほぼ間違いなくお金の問題だと思います。浦和が払う金額よりも武漢卓爾は多くのお金を約束したのだと思います。このニュースを聞いてほとんどの日本人がこう思ってると思います。
「お金目当てか!情けない!」
日本人の考え方とブラジル人の考え方の違いとは?
日本に生まれているとなんだかんだ言いながら不自由なく暮らせる人が多いと思います。しかしブラジル人は違います。パリに移籍したネイマールもそうですが親戚含め家族一同を自分が養うぐらいの気持ちでサッカーをしている方が多いです。
ラファエル・ダ・シルバ選手も家族のため親戚のため一族のためにお金目当てで移籍したと想像ができます。
自分の家族が健やかに暮らせるためにこのような決断をしたという考え方で見ればこの移籍は間違いなく悪いことではないと私は思います。
もちろん浦和サポーターからすると期待されていた戦力をいきなり失ってしまうので反感を買ってしまうのは仕方ないことだと思います。
しかし彼のサッカー人生はどうなのかと考えると…
中国のクラブに移籍したブラジル人でその後サッカー人生で大成した人というのはほとんどいないと私は思います。
多くのブラジル人はサッカー人生の最後にお金稼ぎの場として中国に移籍する人が多いです。しかしラファエル・ダ・シルバ選手はまだ25歳。
Jリーグでは間違いなく通用する選手ですしもしかしたら欧州リーグでもそれなりに活躍する才能はあったと思います。
中国リーグに移籍すると大成しない理由とは?
一番の理由はモチベーションの問題だと思います。中国2部リーグということで間違いなくラファエル・ダ・シルバ選手は能力が飛びぬけて高い存在だと思います。
多くのお金を手にすることで一つの満足を感じ、またサッカー選手としての向上心もぬるま湯環境では失ってしまうからだと思います。
サッカー人生として下り坂に差し掛かった時にそのような決断することに関しては間違ってないと思います。サッカー後進国の発展のために日本にわざわざジーコがきてくれて日本は変わりました。
ただまだ25歳という若さでその決断は私は少し早いかなと感じてしまいます。
ラファエル・ダ・シルバ選手がこの先どういう成長を遂げるのかは不明ですが、数年後再び日本に持ってくる可能性もあるかなと感じています。新潟や浦和で彼は成長した選手だと思うので・・・。